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ibet は 株式会社BOOSTRY が開発・運用を主導するコンソーシアムブロックチェーンです。
ibet はコンソーシアム型のブロックチェーンです。 エンタープライズ向けOSSブロックチェーンプロダクトである Quorum を利用して構築されています。 現在のところ、日本市場に限定して開発が行われています。
ibet は「企業」によって構成されるコンソーシアムブロックチェーンです。 コンソーシアム参加企業は自身のノード(非Validatorノード)を構築し、ネットワークに接続します。
日本法令に準拠する2つのネットワーク、"ibet" と "ibet for Fin" が存在します。 それぞれのネットワークは別々のネットワークとして構成されています。
各コンソーシアムには独立したガバナンスがあり、独自の規約とガイドラインに従って運営されています。
- ibet : どのような企業でも参加できるネットワークです。主に非金融商品の権利(ユーティリティトークン)が流通します。
- ibet for Fin : 主に金融機関のみが参加できるネットワークです。流通市場においては、認可を受けた金融機関の仲介が必要な商品が流通します。
このリポジトリでは、ibet コンソーシアムで定義されるネットワーク定義、 Quorumノードコンテナ(Validator、General)の管理を行います。
各ネットワークのネットワーク定義、ノード定義が以下のディレクトリに格納されています。
ibet-network
: ibet メインネットワークibet-for-fin-network
: ibet for Fin メインネットワークtest-network
: ibet テストネットワークlocal-network
: ローカルネットワーク
ibet-Networkのリポジトリは、以下の方針でバージョン管理されます。
- リポジトリ全体のバージョンアップは6ヶ月に1回行います。
- Quorumノードのバージョンアップは6ヶ月に1回行います。次回の更新で採用するバージョンは、コンソーシアムの合意により決定します。
- ハードフォークを行わず マイナーバージョンアップ(例:1.0 -> 1.1)
- ハードフォークあり メジャーバージョンアップ(例:1.0 -> 2.0)
- その他、緊急性の高い修正については、リビジョンアップを緊急にリリースします(例:1.1.0 -> 1.1.1)。
現在、ibet Network は Quorum の v24.4.0 をベースにしたノードクライアントを利用して構築されています。 ノードアプリケーションは ibet Network 向けに最適化されて、Quorum 本体のものとは部分的に異なります。 詳細は以下のプロジェクトをご参照ください。
ibet ネットワークではコンセンサスプロトコルとして QBFT を利用しています。
ibet ネットワークでは berlin
を採用しています。
そのため、スマートコントラクトはこのバージョンでコンパイルをする必要があります。
ネットワークへの参加方法に関する詳細な情報は、ibet 公式 をご確認ください。
- go-ethereum 関連のライブラリは GNU Lesser General Public License v3.0 でライセンスされています。
COPYING.LESSER
のファイルを参照ください。 - go-ethereum 関連のバイナリは GNU General Public License v3.0 でライセンスされています。
COPYING
のファイルを参照ください。