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from: [email protected]
Verified email address Sender info
date: Oct 1, 2021, 6:10 PM
subject: RE:[ipa-jitecinfo 24032,24033,24034,24035] IPA 問合せ - 情報処理技術者試験 ( 受付)
mailed-by: ipa.go.jp
security: Standard encryption (TLS) Learn more
Sender's Digital Signature
Signed by: [email protected]
Issuer: SECOM Passport for Member PUB CA4
Validity: From September 29, 2021 To March 31, 2023
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--- 様
IPA 情報処理安全確保支援士担当でございます。
情報処理安全確保支援士試験への提言及び質問(4通分)について、回答いたします。
長文でのメールとなる点、ご容赦ください。
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## 資格試験をより良いものにするための提言
(提言1)
ロールプレイングの本質を考慮した上で、講師が高圧的な態度を取ることについて
講習全体の企画・運営を含めた問題として理解し調査・改善しては如何か。
⇒(回答)
講習全体の企画および講習の運営状況等については、定期的に、第三者による
有識者委員会のサンプリング確認(事前通達を行わない講習実施状況確認)を
行っております。
この中で認識した問題・課題については、随時対応策を検討し、改善を行っております。
今回頂いたご提言についても、この活動の中で参考にさせて頂きます。
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(提言2)
口頭演習をすべて中止する、または、事前学習を口頭議論にふさわしい内容に変更し、
人権を侵害する可能性の高い立場の上下及び演技の必要性といった設定を取り除いては
如何か。
ビデオを上映するなど、講師の応答を受講者に配慮した内容に標準化しては如何か。
また口頭演習を続ける場合は、発表者に対してグループの代表と言う立場を与えないことを
推奨する。講師から威圧的な態度を取られた場合、グループを守る心理が働き意見を変えて
逃げられないからである。
⇒(回答)
実践講習は、集合講習形式での講習を開始したときから、グループ討議や講師との
質疑応答を通じて、新たな気づきを得て頂くことを目的として講習を設計しており、
講師との質疑応答は必要なものと考えております。
現在は、感染症拡大防止の観点より、講習の実施形態をリモート形式に変更して
実施しておりますが、リモート形式ならではの特徴である
「受講者にとって、講師と1対1に対峙する印象となる」、「圧力を感じやすい」、
「逃げ場がないと感じやすい」等について、第三者による有識者委員会とも連携して
対応を検討しているところです。
また、講師と受講者の質疑応答では、事前学習および講義により修得した知識を
前提として気づきを与えるような質問やコメントを行うことで、受講者にとって
得るものが多くなるように改善を行い、あわせて、講師に対しても、リモート形式の
特徴について改めて周知徹底したところです。
引き続き、より良い講習となるよう、継続的な改善に努めて参ります。
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(提言3)
事後アンケートに「内容に依らず罰則を与えない」旨を表記し、
公開して問題ないと回答した受講者についてアンケート結果を一般公開しては如何か。
⇒(回答)
現状においても、事後アンケートの記載内容に関する罰則規定はございません。
また、守秘義務を課している実践講習において、その内容に関連することについて
公開する予定はございません。
なお、事後アンケートで頂いた内容の確認を通じて、今後も継続的な改善に努めて参ります。
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(提言4)
口頭演習の実施を今後も継続するのであれば匿名・仮名での受講を認めては如何か。
実名での確認をする受付と、名札をつけない講習の場をそれぞれ分ければ
オフラインと同じ状態が再現できる。
⇒(回答)
本講習は、法律により情報処理安全確保支援士に受講が義務付けられている法定講習
であるため、「登録セキスペ本人が受講すること」、「Web会議ツールの接続障害等以外は、
全て参加すること」が講習修了条件です。
このため、受講時に本人確認・受講状況の確認が必要不可欠となっております。
何卒ご理解ください。
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## 資格制度に対する質問
(質問1)
カリキュラムにそぐわないと考えられる演習および講師による威圧的な応答が
複数年に渡って継続されていた点について、外部の専門家による調査及び結果を
公開する考えはあるか。
⇒(回答)
現在実施している実践講習は、第三者による有識者委員会の指導のもと、
カリキュラムを設計し、教材および演習課題を作成しております。
また、設計通りの講習が実施されているかについては、有識者委員会による定期的な
サンプリング確認を行っております。威圧的となる場面があった可能性については、
過去の記録より事実確認を行った上で、第三者による有識者委員会にて改善を
継続して行って参ります。
なお、個別の事案について、公開予定はございません。
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(質問2)
講習の実態を公開した者について、情報処理安全確保支援士倫理綱領に照らされた
基本原則に基づき、処分が課せられるか。
⇒(回答)
「講習の実態の公開」について守秘義務を課している講習内容に触れるものは
抵触いたしますが、今回における講習の改善に向けたご意見の公開については、
処分が科せられるものではございません。
ただし、他の受講者が不利益を被る内容が含まれている場合は、この限りではありません。
以上、回答いたします。
よろしくお願いいたします。
□■IPA━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
独立行政法人情報処理推進機構 (IPA)
IT人材育成センター 国家資格・試験部
登録・講習グループ
E-MAIL:[email protected]
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