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「製品版REAPER日本語化パッチ(森)」は、DAW ソフト REAPER の製品版を日本語化するパッチです。製品版をです。
このパッチのバージョンは ver 6.19.001 です。対応する REAPER のバージョンは ver 6.19 ですが、その付近の他のバージョンでも全然大丈夫です。
導入・適用の方法についてはすぐ下の「使い方」を、諸注意や問題解決については更に下の「Q&A」系をご覧ください。
※ 作者の環境の都合上、たいていの記述は Windows 7 準拠のものとなります。参考程度にどうぞ。
以下のどれかから最新の zip ファイルをダウンロードします。どれもモノは同じです。
- メイン:
- ミラー:
※ GitHubメインページの緑色の Code
→ Download ZIP
は非推奨です。
ダウンロードした zip ファイルを、適当な解凍ソフトで解凍します。
OS 標準機能でも、Lhaplus や 7-Zip でも、お好きなように…。
解凍したフォルダの中にある JPN_Phroneris
(または JPN_Phroneris.ReaperLangPack
)というファイルが、まさに日本語化パッチのファイルです。
※ Windows でなく Mac や Linux をお使いの方は、同梱の JPN_Phroneris-Mac_Linux.ReaperLangPack
をご利用ください。
今読んでいるこの説明書では、他ならぬこのファイルのことを「パッチ」とか「パッチファイル」とか表現しています。
こいつを REAPER に適用してやります。
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パッチのアイコンがなんかTシャツみたいなのになっている場合:
ダブルクリックすれば、自動で REAPER が起動してそのまま適用されます。 -
そうなっていない場合や、ダブルクリックしても上手くいかない場合:
REAPER を手動で起動してから、その画面にパッチをドラッグ&ドロップすれば適用できます。
適用すると「Install language pack?」というタイトルのダイアログが出るので、OK
を押し、その後「Language pack installed」というタイトルのダイアログが出れば適用完了です。
※ 適用できずに「Error installing language pack!」と出た場合、下のトラブルシューティングをご覧ください。
REAPER を再起動すれば、もう日本語になっているはずです。
お疲れ様でした。
万が一上記の作業を終えても REAPER が自動的に日本語表示にならない場合、REAPER を再起動した後に環境設定から言語を手動で選択します。
Options
→ Preferences
→ General
→ General settings
→ Language
にて
(日本語なら オプション
→ 環境設定
→ 一般
→ 一般設定
→ 言語
にて)、
ドロップダウンリストから「日本語(森)」を選択してください。
その後 OK
で環境設定を閉じ、改めて REAPER を再起動してください。
パッチの適用にエラーが出た場合、以下の方法を片っ端から試してください。
どれか 1 つでも成功すれば OK です。
成功した場合、上記の手順 5 が必要になることがあります。
もしこれら以外の方法でエラーに勝利した方がいれば、参考にしたいので是非ご連絡ください。
他の OS ではどうなのか知りませんが、Windows で困った時にはソフトを右クリック→ 管理者として実行
すると上手くいくことがあります。
ただしその場合は、起動した REAPER に対してパッチを適用する際、ドラッグ&ドロップではなくダブルクリックで適用しましょう。
Windows の仕様で、管理者として実行したソフトへのドラッグ&ドロップは不可能らしいです。
低い権限から高い権限への書き込みになるからだとかなんとか。
まず REAPER を起動し、Options
→ Show REAPER resource path in explorer/finder
を選択します
(日本語なら オプション
→ REAPER のリソースフォルダを開く
です)。
そうすると REAPER のリソースフォルダを開くことができます。
リソースフォルダ内にある「LangPack」フォルダを開いて、その中にパッチファイルを直接置いてください。
その後、改めて手順 4 と 5(REAPER の再起動、言語の手動設定)を行ってください。
上級者向けの話ですが、REAPER には通常インストールの他にポータブルインストールというモードも用意されています。
これは「REAPER を動作させる全てのファイルが単一のフォルダ内で完結するようになる」というもので、例えば USB フラッシュメモリに REAPER そのものを入れて持ち歩くようなことができます。
また、ポータブル版は設定などの環境のリセットが簡単に行えるので、例えば複雑なカスタマイズを試したい場合、まずはポータブル版で挙動を確かめてから通常版にも適用する、といった使い方ができるため大変便利です。
ただし、ポータブルインストールではファイル拡張子の関連付けが行われないため、そこは要注意です。
かつての REAPER においては、リソースフォルダのパスに非ラテン文字が含まれている場合、それが通常インストール版であろうとポータブル版であろうと、言語パック導入時にエラーが出ました。
私達日本人が使う場合、主には「パソコンのユーザー名が日本語で作成されている環境」がそのような問題のある環境となります(ポータブル版なら「インストールパスに日本語文字が含まれている環境」)。
しかし、REAER ver 5.60 の更新履歴の最終行に
Windows: improve support for application/user paths with non-latin characters
とある通り、非ラテン文字が原因のバグは ver 5.60 以降なら修正されています。
A. あんなもの使うな
( P18 ~ 21、P50 参照→ https://seiga.nicovideo.jp/watch/mg419970 )
A. ありません。
Clone や Fork 等の操作も一切不要です。
そういうのが必要なのは、このパッチの開発に協力してくださる物好きさんだけです。
A. ありません。
ちえ氏のパッチには .NET Framework 4.5 が必要ですが、私のはそんな高度なものじゃないです。
あ、もちろん、製品版 REAPER 本体はインストールしておいてください。
A. ありません。
もちろんそういう場所に置いて実行しても構いませんが、基本的にはどこに置いても変わらないはずです。
Jamuobasan 氏の REAPER v0.999 用パッチではその必要がありましたが、私のは方式が全く違うものです。
A. 近しいバージョンなら特に問題なく使えます。
このパッチがやることは単なる表示文字の置換なので、ソフトの機能を直接滅ぼすような影響力は無いはずです。
まぁ恐らく未翻訳箇所が生じますが、このパッチ自体が未完成なのでどのみち未翻訳部はありますし、少なくともパッチをあてずに全部英語で使うよりはマシです。
A. 特に問題なく使えます。
購入済みであろうとなかろうと、このパッチによる翻訳や機能に問題が出ることはありません。
A. 本書を熟読しても解決しなければ、お気軽にご連絡ください。
A. 今のところ仕様です。
他言語(オランダ語とか)のパッチを試しにあててみるとわかるのですが、英語以外はどんな言語でもレイアウトが崩れてしまうようです。少なくとも ver 5.62 時点ではそうです。
A. 今のところ、私の方での解決は恐らく不可能です。
特に豆腐化の場合、その原因はシステムフォント自体の日本語未対応によるものと思われるため、言語パック側で対処可能な範囲である文字エンコーディングや改行コードなどの工夫では恐らくどうにもできません。
となると REAPER に使われるシステムフォントの変更方法が知りたくなるところですが、残念ながら私はそこまで踏み込んだことがありません。
一応、中国語における部分的な成功事例は存在するようです。
libSwell.colortheme
というファイルの default_font_face Arial
を default_font_face NotoSans
に変更する、とのこと。
他、解決の可能性がある気がする方法は以下の通りです。
- REAPER の表示テーマは WALTER というツールを使って編集するらしいので、それを頑張っていじる。
- REAPER 内蔵の「テーマの開発・調整」にあるフォント指定の項目を頑張っていじる。
- アクションを
theme
で検索すると、「テーマの開発・調整」を表示するアクションが出てきます。 - なお、REAPER v6 から追加された "Theme Adjuster"(未翻訳)には、フォント変更機能は無さそうです。
- アクションを
-
"REAPER for Linux" フォーラムで情報を集める。
- 英語です。
何せ私が Windows 以外の環境を持っていないので、検証に限界があることをお許しください。
Q. 既にある、ちえ氏の REAPER 日本語化パッチ との違いは?
A. それの翻訳をより進めたものです。
2015/10/10 時点のちえ氏のパッチに対して、独自ツールで中身の見づらさを解消・整理し、ついでに後正面氏のサイズ修正も採り入れて作成したものが元になっています。
翻訳を引き継いで利用することには許可を頂いております。
初公開時点では実質的に元のものとほぼ同じパッチでしたが、少しずつ翻訳が進んでいます。
A. 普通に最新の日本語化パッチだけが欲しい人には全く無用な、上述の「独自ツール」こと ReaPerLang です。
バージョンのすり合わせには公式マージツールが既に存在するのですが、それによって作られるパッチファイルの中身が見づらく感じたために開発したものです。
しかし公式ツールも当時より進化してきたので、私のツールの価値は少し下がっています。
※ かつては同じリポジトリ内に tool
フォルダとして同梱していましたが、現在はサブモジュールに分離しました。clone する場合は再帰的にやってください。
A. 是非。
簡易なツッコミ所程度なら、Issues から新規 Issue(問題報告トピック)を立てることでご連絡いただけます。
より本格的に手を入れるなら、パッチはただのテキストファイルですので Fork(複製)して編集して Pull Request を下さい。
GitHub の使い方なんてわかんねーよと思うかもしれませんが、私もわかんねーので安心してください。
- 自己責任でご利用ください。
- 時々でいいので、このパッチの最新版をチェックしてください。 パッチをメモ帳などのテキストエディタで開くとバージョンが書いてあります。
- 何かあったら、マジでお気軽にご連絡ください。
森の子リスのミーコの大冒険
- http://phroneris.com/
- https://twitter.com/Phroneris
- [email protected]
- 配布ページ - https://github.com/Phroneris/ReaperJPN-Phroneris/releases
- Cockos - REAPER / REAPER Language Packs
- ちえ - REAPERJapanesePatcher
- 後正面 - ポジティブ・アレルギー REAPER:センド画面の見切れ問題がVer5でついに解決